eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を選んだ理由③

メインの投資先を選ぶに当たっては次の3つで悩みました。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

最初は③が最有力でした。
世界の経済成長は期待できる一方、日本の経済成長に期待できないからです。

先日書いた通り、日本は人口減少に突入しましたが、全世界で見ると今後も当面は人口増加が見込まれています。
それであれば、日本を除く全世界に投資すれば良いじゃないかと。

ではなぜ①eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を選んだのか?

それは前回の延長となりますがコストの低さです。
なお、②、③も決してコストが高いわけではありません。

①0.124%
②0.173%
③0.177%

約0.05%の差ですので僅かな差と言えるかもしれません。

全世界となると政治リスクがありそうな国や何となく投資したくない国も含まれ、それらを避けることはできません。

さらに、全世界株式と謳っていても、中身は半分以上は米国株なんです。
加えて、日経平均等の動きを見てみると結局は米国株の動きに左右されるのではないかと。

また、先日書いた通りS&P500に名を連ねる企業は圧倒的な国際競争力を持った企業が多いので、世界の経済成長を取り込み成長するのではないかと。

それなら、少しでもコストの低い①で良いと判断しました。
もし今後新興国が台頭し、米国企業の覇権が失われそうな状況が来そうであれば③に乗り換えることも検討したいと思います。

また、私は優待株、高配当株を中心に日本の個別株を既に(私の全資産から見たら)それなりに保有しています。
分散投資の観点からもこれ以上日本株の割合を増やすのは得策では無いと判断しました。

日本の成長に期待できないから、米国株に投資するとちゃうんかい!?

と突っ込みが入りそうですが、日経平均TOPIX等に連動した日本株に全体的に投資する投資信託を購入するつもりは毛頭ございません。

日本株については私なりに個別具体的に分析し、投資先を厳選しています。
そして、今後は徐々に保有割合を減らしていくことも検討しています。