eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を選んだ理由②

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を選んだもう一つの理由は低コストです。

投資信託は価格が上がろうが下がろうが、持っているだけで基本的には信託報酬等のコストがかかります。
2%値上がりしてもコストが2%かかったら意味無いですよね。
2%値下がりしてコストが2%かかったら泣き面に蜂です。
コストは低いに越したことはないでしょう。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の実質コストは0.124%となっており大変低いです。
自分でS&P500社の株に分散投資するなんて気の遠くなる作業ですので、このくらいのコストであれば受け入れられるのではないでしょうか。

なぜこんなにコストが低いのか?

S&P500の値動きに合わせて運用を行うインデックスファンドと呼ばれるもののため、コストが低くなっています。
ざっくり言うと、この企業が儲かりそうだから多めに投資しようといった恣意的な運用は行わず、S&P500の指数に合わせようとするだけです。

一方、アナリストと呼ばれるプロの投資家が企業を分析し、より儲かることを目指して運用するものをアクティブファンドと呼びます。
経済番組や経済誌で難解なことをスラスラ説明されているあの方々です。
高学歴で輝かしい経歴の高給取りの方々が運用するので当然コストが高くなります。

でも、プロが運用するんだからアクティブファンドの方が儲かりそうじゃない?

そう思われる方も多いでしょう。
しかし、現実は異なります。
多くのアクティブファンドがインデックスファンドの成績を下回ります。
偉そうなことを言う割には思ったより下手くそです。

「FIRE 最速で経済的自立を実現する方法」によれば、米国株を15年という期間で見ると、9割のアクティブファンドの成績は株式市場全体を下回っているそうです。

リーマンショックのように市場全体が暴落すれば、多くの優良株も暴落するし、市場全体が騰がれば、余程のクソ株じゃなければ騰がる。
アクティブファンドはコストが高いからそれだけ不利ってことなんでしょうかね。

そもそもどのアクティブファンドが儲かるかなんて、私のような素人には判断付きません。

したがって私はインデックスファンドを選択しました。